新生活のお布団　～ご結婚・婚礼ふとん～

昨日、今日と気温も20℃を越え、まるで4月のような暖かさでした♪

そんな土曜日の今日は、スタッフも子連れ出勤。

店舗２階のベランダからはこどもたちがシャボン玉を飛ばしていて

通りすがりの方たちもそんな光景に和まれているようでした。

皆さん、どうもこんにちは！！

ふとんの河村４代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。

３月に入ってから「婚礼布団」をお求めのお客様のご来店が続いています。

「婚礼布団」と言っても、ひと昔前のように見栄えのよい豪華フルセットを求められるわけではなく、

時代とライフスタイルに合った機能的なものをお選びになる傾向にあります。

そして、ご結婚されるご本人様同士（カップル）でお見えになることもありますし、

日本では以前から「嫁入り道具」と言われていたように、

お嬢さん側の親御さまから、おじいちゃま・おばあちゃまからプレゼントされることもあります。

最近お見えになられたお客様は、どちらもお嬢さん側のご両親さまがお見えになられました。

ご自分たちが結婚する時に「嫁入り道具」として

親御さまからお布団を持たせられた（準備してもらった）ように、

自分たちも娘にはいい布団を持たせたいと思って・・・

そういう親御さまでいらっしゃいました。

以前は「嫁入り道具」という「寝具（ふとん）、家具（たんす）、呉服」が主なものでした。

でも時代とともに、家具（たんす）は新居のクローゼットとして住宅に備えつけられていたり、

呉服も一般家庭では仕立てて持たせることがなくなったり。

でも、寝具（ふとん）だけは新生活をスタートさせたその日から使わなければならず、

どうせお祝いに持たせるなら、長く使えるいいものを・・・

そういうお考えをお持ちの親御さまもまだ多くいらっしゃいます。

ちなみに、若いご夫婦は基本的に、どこでどんな布団を買えばいいのかわからない方も多いのが現実です。

見た目重視、価格（安さ）重視で買ってみたら、

１～２年しか持たなかったとか、そもそも寝心地が悪かったとか、そんなお話をよく伺います。

せっかくのお祝いの「婚礼布団」ですので、長く使える良いものを持たせたいのが親心かな、とも思います。

今日は大安吉日。お日柄も良く、無事に納品をさせて頂きました。

お部屋のご事情からセミダブルベッドをご用意されたとのことで、

そのベッドに載せるセミダブルサイズの敷布団とダブルサイズの羽毛掛布団をお求め頂きました。

「ベッドがセミダブルだから、掛ふとんもセミダブルじゃなきゃいけない」

そんな誤ったお考えの方が多くいらっしゃるのですが、

セミダブルベッドにお２人で寝られるのであれば、絶対にダブルサイズの掛ふとんがお勧めです。

敷布団には、表面・裏面と季節に応じてオールシーズン使い分けのできる

当店のオリジナル敷布団をお選びいただきました。

掛布団には、二層式タイプで保温力のある柔らかい花柄のものをお選び頂きました。

納品の日はお引越しと重なり忙しいということで、

すぐにお使いいただけるよう、当店にてお買上げ頂いたカバーリングをセットさせて頂きました。

作業前には、スタッフはしっかり手指消毒を行なっております。

お選び頂いたカバーは、京都の老舗メーカー京都金桝さんのこだわりのカバーです。

やさしく淡いピンクの小花柄のカバーは、私もとっても大好きなカバーのひとつです。

こだわりの掛布団カバーは、日本製で綿100％。

両サイドにファスナーがついていて、布団の取り外し便利なホックタイプのテープが付いています。

どうぞ末永くお幸せに♪

今日もありがとうございました。

**********追記*************

明日３月１３日（日）は臨時店休日となっております。

また、３月１４日（月）は定休日ですので、3/13（日）～14（月）は連休となります。

ご不便おかけいたしますが、何卒ご了承くださいませ。

 

（2022.03.12）