綿布団の打ち直し

昨日10/11（月）は定休日でした。

久々に完全オフな休日となり、母と糸島方面へドライブしてきました。

10月も中旬に入りましたが、まだまだ夏のような雰囲気いっぱいの海。

青空に青い海。こんなステキな景色を見ながらランチを頂き、しばし癒されてきました。

ちなみにここ、正確には福岡市西区なんですよね。

当店からだと一般道で約1時間。近くにこんなステキな所があって福岡って本当最高です♪

皆さん、どうもこんにちは！！

ふとんの河村４代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。

９月、１０月と「綿布団打ち直し」のご注文もたくさん頂いております。

寝心地のよいマットレスや敷布団がいろいろ出ているこのご時世ですが、

昔ながらの「綿布団」の人気も根強いものです。

でも残念なことに綿布団の仕立てが出来る職人さんの数が激減しています。

そして、綿の打ち直しができる工場も激減しています。

なので、私たちのような布団屋さん（同業者）の中でも、

製品の販売はするけれど、打ち直しはもうやっていない・・・

そんな布団屋さんも多くなってしまいました。

当店も、私が子供の頃には、当店のすぐ近くに自社工場を持っておりました。

ガタンコトン、と大きな音を立てて機械を回す職人さんがいて、

髪の毛から眉毛、あらゆる所に白い綿ぼこりがついてしまうほど工場に入ると綿まみれで。

でも、工場のまわりに住宅が立ち込め、

大きな音やホコリの出る工場は街なかにはふさわしくない時代になってしまい、

今ではちょっと遠方にある提携工場で打ち直し、仕立てを行なっております。

でも、年代物のミシンだけはまだ店内で現役で動いています。

お客様に選んでいただいた側生地は、その日のうちに裁断し、当店で縫製しています。

週末、福岡市早良区よりご来店のお客様は、特殊サイズでのご注文。

どんなサイズにでも対応できるのが綿布団のいいところ。

上品なこちらの生地をお選びいただきました↓

そして、すぐに母が裁断。いつもとは違う特殊サイズでしたので、特に念入りに…

こちらのお布団は、３～４週間後に出来上がる予定です。

そして、福岡市南区のお客様からご注文いただいていたダブルサイズの敷布団が出来上がりました。

工場から戻った布団を再度店内で検品しています。

ちなみに、ダブルサイズの敷布団ともなるとかなりの重量があります。

重たいけれど、寝汗をしっかり吸ってくれて、

干せばお日様のにおいがたっぷりでふかふか気持ちいいんですよね～。

「ふとんがわ」と呼ばれるお布団の生地も、今では機能的なものが出てきました。

今回お客様がお選びになられたのは、アロエージュという天然の抗菌・防ダニ加工が施された生地です。

色違いでブルー系、ピンク系の２色あります。

当店近隣エリアへは、無料集配も行なっておりますが、

ただいま人手不足のため、お伺いするまでに少々お日にちを頂くことがございます。

もしマイカーなどで当店まで直接お持込み可能でしたら、

直接お店までお持込み、出来上がり後はお引取り頂けますと大変幸いです。

（ご足労おかけします分は心ばかりのサービスをご用意しております。）

今日もありがとうございました。

（2021.10.12）