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押入れからふとんを引っ張り出す季節にしたいこと

朝方の気温が少しずつ下がってきました。
おふとん一枚引っ張り出して重ねたい季節ですね。
 
皆さん、どうもこんにちは!!
ふとんの河村4代目、日本睡眠科学研究所認定スリープマスターの牧子です。
 
これから寒さ向かうこの秋の季節。
昼間は過ごしやすいのですが、夜おふとんに入った時は快適でも、
朝方ヒヤ~っと寒さで目覚めることないですか?
これまでタオルケット1枚でお休みだったという方も、
そろそろ、おふとんのほうも衣替えをして、寒さに備えたいものです。
 
そんな、おふとんを押入れから引っ張り出す季節にぜひやって頂きたいことを
先日、テレビの生中継でご紹介させていただきました。
 
 
本当はもっともっと詳しくご紹介したかったのですが、
テレビでは3分間と決められていましたので簡単なご紹介となってしまいました。
 
まず、何カ月も押し入れで眠っていたおふとんなので、
引っ張り出してすぐ使うのではなく、
軽くお日様に干して、おふとんの湿気を飛ばしてふっくらさせましょう。
 
羽毛ふとんであれば、表裏、それぞれ片面一時間ずつくらいで大丈夫です。
あまりに長時間日に当てると、紫外線で側生地を傷めてしまうので、
このくらいの短い時間で大丈夫です。
側生地を保護するため、カバーをかけたまま干すのも良いでしょう。
 
その時、おふとんから中綿(羽毛ふとんであれば中羽毛)が飛び出していないか、
側生地が破れていないかをぜひチェックしてください!!
もし、中綿が飛び出したまま使用を続けたら・・・
人間は睡眠中に深い呼吸をしているので、
寝返りなどの動作でさらに中綿が飛び出してしまい、
知らず知らずにその中綿(羽毛など)を吸い込んでしまうかもしれません。
喘息など、呼吸器系がもともと悪い方は特に注意してください!!
 
もし中綿(羽毛)が飛び出していたら・・・
 
羽毛が飛び出すということは、どこかに小さな穴が開いているかもしれません。
その穴がわかるようであれば、アイロンなどの熱で貼り付ける補修布を当ててください。
応急処置として、粘着テープで穴をふさぐのもよいです。
でも、それらはあくまでも応急処置。粘着力は永久ではありませんので、
早いうちにおふとんのリフォームなど、お手入れをおすすめします。
 
ちなみに、おふとんのリフォームや打ち直しは、
当店の場合、出来上がるまでに約3~4週間のお時間を頂戴しております。
ご検討中の方は、本格的な寒さが来る前がオススメです。
 
また、長期間押し入れに入れていたということで、
ダニなどが気になる場合は、水洗いされると尚よいかもしれません。
でも、この水洗いは出来ればコインランドリーではなく、
おふとん専門のお洗濯をオススメします。
おふとんによっては、素材が繊細なものもあります。
おふとんをコインランドリーで洗って失敗したという話は山ほど聞きます。
洗う前に一度、おふとんの専門店に尋ねてみるのもよいかと思います。
 
ちなみに、当店でもおふとんの丸洗いを承っております。
他店でお買上げのおふとんの丸洗いも承っています。
 
気温が乱高下すると、おふとんの調節も難しい季節ですが、
ぜひうまくおふとんを調節して、体調を整えられてくださいね。
今日もありがとうございました!!
 
(2019.10.15)
 
 
 
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