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羽毛ふとんから羽毛が飛び出し始めたら・・・【4代目のブログ】

昨夜はわが街ソフトバンクホークスの千賀投手が
球団76年ぶり、育成出身としては史上初の
ノーヒットノーランを達成されました!!
すごいっ!!すごいっ!!感動して思わずウルッとなってしまいました~
 
皆さん、どうもこんにちは!!4代目の牧子です。
 
さて。9月に入り、日中はまだまだ残暑厳しい日もあるのですが、
少しずつ秋・冬に向けておふとんの準備をされている方も多いのではないでしょうか。
 
当店へも、8月下旬あたりから
羽毛ふとんのリフォーム(修理やサイズ変更などのお仕立て替え)のご依頼が
急激に増えてきております。本当にありがとうございます。
 
ちなみに、当店には日本睡眠科学研究所認定の羽毛ふとん診断士が3名おります。
私もそのうちの1人で、
先日「羽毛ふとん優良診断士」という称号をいただきました。
 
これまでたくさんの羽毛ふとんを見て参りました。
お客様によってご要望も様々ですので、 
お客様のご要望を伺いながら、出来る限りご要望に沿ったベストなご提案をさせて頂いております。
 
 
最近、羽毛ふとんリフォームでご来店のお客様の中で、
特に多い事例が「羽毛が飛び出している」という事例。
 
目に見えないような小さな穴から羽毛が飛び出している場合。
側生地が擦り切れて破れてしまい、羽毛がジャンジャン出ている場合。
本当に様々・・・
 
そんな時、お客様がよくされている対処法。
①穴をふさぐ。しかも針と糸を使って縫っている。
②掛ふとんカバーを二重、三重にかぶせている。
 
でも、これは絶対にやめてください!!
羽毛は針孔のような小さな穴からでも吹き出してしまいます。
なので、針を使うことは絶対に禁物!!
針と糸で縫うなんて行為は、逆に羽毛が吹き出す穴を増やすだけです。
 
しかも、寝返りによって羽毛が飛び出し、
睡眠中の呼吸のたびに羽毛を吸い込んでしまったら・・・
気管支、ぜんそくなどなど、呼吸器系が弱い方は特に
早め早めに対処されることをお勧めします。
 
そんな場合の応急処置としては、
アイロン等で熱圧縮で貼るタイプの補修布を使うか、
布テープ・ガムテープを貼って下さい。
でも、これはあくまでも応急処置。
その粘着力は永久に続くものではありませんので、
早急におふとんの側生地を新しい物に張り替えることをお勧めします。
 
そして、掛ふとんカバーを二重、三重にかぶせるという方法。
これは正直、ほとんど意味がありません。
というか、逆にふとんカバーの分だけ重たくなってしまうだけで、
羽毛は二重、三重のカバーの縫い目や生地の織り目からも飛び出してしまいます。
なぜなら、羽毛ふとんの側生地には羽毛が飛び出さないようにするための
「ダウンプルーフ加工」という特殊加工が施されてあります。
 
でも、ふとんカバーにはここまでの加工がされていません。
なので、ふとんカバーを二重、三重にかけても無意味。
やはり、羽毛ふとん自体の側生地を新しいものにする必要があります。
 
連日、お問合せやご依頼も多く、
集まった羽毛ふとんは一軒分ずつ袋に入れて
他のお客様の羽毛とは混じらないよう厳重に管理いたしております。
 
 
早めにご注文いただいていたお客様のおふとんも
続々と仕上がってきております。
 
 
仕上がり後は上の写真のように、
一枚一枚新しい取っ手付きの専用袋に入れてお渡しいたします。
 
サイズ変更、詰め物重量(厚さ)も出来る限りのご要望にお応えしますので
オーダーメイド感覚で羽毛ふとんをお仕立て出来ます。
 
当店まで直接羽毛ふとんをお持込み頂くか、
エリアによってはご自宅まで集荷にもお伺いいたします。
ご不明な点はお電話でお問合せください。
ふとんの河村 TEL(092)551-1806
 
ありがとうございました。
 
(2019.09.07)
 
 
 
 
 
 
お問合せは、 TEL(092)551-1806
 

有限会社河村ふとん店

〒 815-0075

福岡県福岡市南区長丘1丁目20-16

TEL:092-551-1806

FAX:092-561-6296