夏休みももうすぐ終わり。
お子さんたちの夏休みの宿題は終わりましたか？
皆さん、どうもこんにちは！！4代目の牧子です。
さてさて。
皆さん、「姫島」という離島をご存知でしょうか？
九州の方が「姫島」と聞くと、
大分県東国東郡の姫島を想像される方もおられるでしょうが、
実は福岡県糸島市にも「姫島」という離島があります。
（↑糸島市観光協会公式ホームページ参照）
先日は、その糸島市の姫島より、ご夫婦で船と車を使ってご来店頂きました。
遠路遥々のご来店、本当にありがとうございます！！
離島といえば、長崎県の壱岐や対馬、五島からは
年に何組か当店へご来店いただくケースがあるのですが、
姫島からは初のご来店となりました。
実は奥様のほうは当店近くのご出身でして、
今からさかのぼること約20年前、
ご結婚で姫島へ嫁がれる際、花嫁道具の一つとして
当店で婚礼ふとんをお買上げいただいておりました。
当時、私はまだお店に入っていなかったのですが、
先代いわく、姫島との定期航路が出ている
糸島市の岐志漁港までおふとんをお届けし、
船で姫島まで婚礼ふとんを運んでいただいた、とのことでした。
当時、ダブルサイズの羽毛掛ふとん・羊毛敷ふとんの
ブライダルセットをお買上げいただき、
この20年の間、大事に大事にお使い頂いていたそうです。
でも、さすがに20年という間使い続けてきたおふとんも寿命を迎え、
羽毛ふとんは側生地から羽毛が飛び出してしまい、
おふとんカバーの中にたくさんの羽毛が飛び出してしまっていました。
羊毛敷ふとんは中芯の入っている厚手のタイプと、
中芯の入っていないパットタイプの2種類お持込いただきました。
思い出の詰まったこれらのおふとん。
買い替えではなく、リフォームという形でご注文を承りました。
羽毛ふとんは中味を取り出し、きれいに洗浄、
さらに減ってしまった羽毛を補充して、
真新しい側生地にきれいになった羽毛を吹き込んで、
新品同様に仕上げて参ります。
気分一新、色や柄もこれまでと違うものをお選びいただきました。
20年の時間を経て、再び当店とのご縁を頂き、本当に嬉しく思います！！
バッチリ仕上げさせて頂きますね。
お預かり時の写真を撮り忘れてしまったのですが、
完成品はぜひ写真に収めたいと思います。
ご遠方よりのご来店、ありがとうございました。
(2019.08.24)
